CATブルドーザ(D7E)

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D7Eの特徴

■コンセプト

　高度なインバータ制御が実現した、世界初のエレクトリックドライブ。
最先端の技術を結集したクラスNo.1の生産性。ブルドーザでは世界初となる
ACインバータ制御によるディーゼル・エレクトリックドライブを採用し、
作業量や生産性の飛躍的アップを実現します。

●運転質量　：　38,000kg
●排土板　：　3,695mm×1,525mm
●エンジン定格出力　：　175kW(238PS)

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作業性能

■E&H制御システム

　極めて軽い操作フィーリングでブレード上げ下げ、チルトが行え、
オペレータの疲労を大幅に軽減します。
幅広くこなします。
　また、油圧レスポンスを3段階で切り替え、浮き機能のオンオフも可能。

■シングルリフトシリンダ

　リフトシリンダにはD9クラスの大型シングルリフトシリンダ
を搭載し、従来機よりも大幅に部品点数が削減。
　油漏れのリスクを半減し、マフラーやプレクリーナを直列配置
することにより、抜群の作業視界を実現しました。

■アジャスタブルリッパ

　大型機同様の、油圧シリンダで掘削角の調整が行える
アジャスタブルマルチシャンクリッパを乾地車に標準装備。
岩質に応じて最適な掘削角を選べるため、作業効率が向上します。
また、切羽コーナ部へより接近できるため、根切り作業も
効率的に行えます。

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操作性能

■最新キャブ

　フロントセンターにピラーを配置し、マフラ、エアクリーナ、
シングルリフトシリンダも直列配置したことで、ワイドな視界を実現
した新型センターポストキャブ。
　ドア開口部が広く乗降性に優れた使いやすさも実現しました。
また、ビスカスマウントやディーゼルエレクトリックドライブの採用
によって、ブルドーザとして群を抜く静粛性[キャブ内騒音 73dB（A）]
を実現。
　オペレータは広々としたゆとりの室内で効率の良い作業に専念できます。

■モニタ

　車両の状況を常にモニタし、万一不具合の際
には状態に応じて3段階で警告する、新型モニタリングシステム。

■ペダル

　従来のデセルペダルに替わり、電流周波数調整で減速させる
ブレーキ統合デセルペダル（走行コントロールペダル）。

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メンテナンス性能

■フルオープンの開口部

●500時間
エンジンオイルの交換/エンジンオイルフィルタの交換
燃料フィルタの交換/

●1,000時間
作業油フィルタの交換

●2,000時間
パワートレインオイルの交換/パワートレインオイルフィルタの交換/
ファイナルドライブオイルの交換
●4,000時間
作動油の交換

■各種機能

●点検箇所の集中配置
日常点検箇所を車体の左側に集中配置。
効率的なメンテナンスが行えます。

●サービスライト
エンジンフード内サービスライトを装備。
や関東のメンテナンス時に便利です。

●作動油フィルタ
交換間隔が1,000時間に延長された
作動油(ハイドロリックオイル)フィルタ。

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スペック(主要諸元)

■CATブルドーザー(D7E)

●基本情報
運転質量　：　28,000(kg)
定格出力　：　175/238(kW/PS)
走行速度(前進)　：　0-11.0(km/h)
走行速度(後進)　：　0-11.0(km/h)

●寸法(mm) 全長(リッパ付)　：　7,190
全幅(本体)　：　3,595
全高(マフラ上端)　：　3,365
全高(キャブ上端)　：　3,395
クローラ中心距離　：　1,980
接地長　：　3,015
接地面積　：　3.68(m²)
接地圧　：　75（0.76）(kPa(kgf/cm²))
最低地上高　：　470
●ブルドーザ装置 形式　：　セミユニバーサル(チルト式)
排土板　：　3,695mm×1,525mm
最大上昇量/最大下降量　：　1,110mm/585mm
最大チルト料　：　985mm
ブルドーザ装置重量　：　3,830kg

●エンジン
名称　：　CAT JDS-C9.3 ディーゼルエンジン[ACERT]
形式　：　4サイクル水冷直列噴射式、ターボチャージャ、アフタークーラ付
シリンダ数-径×行程　：　6-115×149(mm)
走行低容積　：　9.3L
定格出力　：　175(238)/1,700(kW(PS)/min^-1)

●容量(L)
燃料タンク容量　：　409
ハイドロリックオイル　：　76
クランクケース　：　30
冷却水　：　87